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達人への道1「アプローチの練習は芝の上から」はホントか?

◆アプローチの練習は、芝の上からやらないと効果がない、と言われます。確かに。

◆人工芝では、ダフってもクラブが滑ってそれなりのショットになる。だから、意味がないようにも見えます。

◆でもそれは、”精確なショット”のために必要だけれど、それ以前にゴルファー永遠のテーマを解決するために例えば絨毯からソファーにコツン、コツンと打つ練習で得られる明確なスキルアップが期待できます。

◆永遠のテーマは、別項に譲るとして、そのスキルとは、『日常になる』ということです。

◆世に言われる通り、ショットの練習は芝の上でやるのがベスト。でも、家のリビングで、絨毯→ソファーの練習も、相当効果があります。それは、”ちょっとだけ打つ”という状況が『日常』になるからです。

◆極端な話、テレビを観ながらクラブを握っているだけでいい、という説もあります。クラブが、”持ち慣れていないもの”だからです。持ち慣れて『日常』にすることで、スムーズなショットの妨げになる思考回路が起きにくくなるからです。

◆アプローチは、距離によってスイングで強弱をつけなければならないので、他のショット以上に神経を使います。ここが問題。

◆神経を使うと、余計なことを考えるようになって、それがスイングを邪魔するのです。そうならないために、『日常』になることが大切、というわけです。


<結論>

◆練習の第一目標は、ショットがうまくなるためではなく『日常』になるためである。
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