合掌続き。
◆弟からの電話で仰天。従兄弟が亡くなった。まだまだ60代、事故かと思ったが、そうではなかった。昨日、突然体調が崩れて倒れたという。信じられない。
◆親類の訃報が連続している。親父は9人兄弟だったから、従兄弟の数は膨大になり、さらに親父は末っ子だから、従兄弟はオレの兄弟が一番下になる。60歳のオレが、一番下の方ってことで、訃報もあってしかるべし、ではある。
◆兄弟が多い、ということは楽しいことも多いけれど、比例して悲しいこともそれだけ増える。
◆親父が亡くなる時のことを思い出した。
◆医者から家族は命を宣告されていた。2月に入院したときに、余命数日、と言われていた。だが4カ月生き延びた。3カ月を経過した頃、一番親父を心配していた埼玉のおばさんに会わせようと画策した。”ゴールデンウィーク中に間があるから行こうよ”、と親父を誘った。親父は、抗ガン剤投与での醜態を見せると、キヨネェが心配するから、と思ったらしく、「直ってからにしよう」と言った。直らないんだってば!! そうも言えず、結局会えず仕舞いになった。
◆もし、親父が相手を思う気持ちがなければ、キヨネェに会わせてあげられたかも。オレが、うまくだませれば、親父は行く気になったかも。優しさってなんだろうか。つくづく思う。人は、自分のことしか考えられないよなぁ。
