セパン･サーキット公式白タク
これは弱々しい暴走族風一団?!
◆マレーシアのタクシーには、毎年苦労する。特に、サーキットからの帰り。メディアセンターで配車をお願いすると、快く引き受けてくれるのはいいのだが、メディアセンターのボランティアの誰かが、送ってくれる。もちろんタダではない。要するに、”セパンサーキット公式白タク”（命名ツジーノ）である（笑）。
◆朝、空港からサーキットまでは42.20リンギットだが、帰りは50が必要。それはいいのだが、決まっているのに、「60でどうです?」と人の顔色を伺いながら探れを入れてくる。「50」を宣言していつも50でOKなのだが、金曜日になったら、若干事情が変わった。
◆メディアセンターで、ボランティアの白タクを斡旋するのもマズイ、ということかどうか、毎年、日毎にシステムが変わるのだが、金曜日からは、”タクシーが何台か待っているはず”、ということで指定場所に行ってみた。
◆タクシーの運ちゃんに値段を訊く。イケシャァシャァと「150」だと。”オレは毎朝、空港から42.20で来てるの。50なら頼む”、「ノーノー、このクルマは高級車（ワンボックスカーで確かに綺麗）だから。んじゃ80でどう?」。一気に半額じゃないの。”いらん”。30といえば800円くらいだが、セコイ根性が気に入らない。
◆別のタクシーと協議して50でOKになった。が、走り始めた直後に、歩いているフランス人を見つけて、”どちらまで?”と聞きやがる。こらこら、オレが乗ってるじゃんか。ホテルの名を聞いて、”こちらのお客さんを空港まで50で送った後に、メーターでそちらのホテルに行きます”と勝手に交渉成立。その後で、”よろしいですか?”って、順番逆だ（笑）。
◆すべてがこの調子。約束は守らないし、前言を平気で覆す。って、我が身を振り返ったら、あんまり人のことを言えない気がしてきたけどね（笑）。
