努力を台無しにする無神経なバカども
◆非常に残念なニュースが流れた。
◆先週土曜日、川崎で行なわれたイベントである。商店街をレーシングカーが走った。これまで、横浜元町の公道をレッドブルF1が走ったり、バイクの加賀山が白バイとレーサーでパレードしたり、警察関係の理解を少しずつ深め、公道の走行ができる環境が構築され、先週は浅間でヒルクライムも行なわれた。
◆日本もやっとモーターレーシングが認知される入れ口にたどり着いたと思っていた。その流れの中と思いきや。無許可だった!! なんたるバカモノ!!
◆ニュースを見れば、このレポーターが、いつも見慣れた寄ってたかって野次馬的に”お前の母さん、デーベソ”とはやし立てている低レベルだが、残念ながら主催者の方が、もっと下だった。
◆ニュースが本当だとしたら、川崎のイベントの主催者は、どんなに土下座してもこの傷跡の修復はできない。日本の状況の中でこうした実績を積み上げるのは、並大抵な苦労ではできないが、台無しにするのはいたって簡単だ。主催者には猛省を促したい。といっても、すでに手遅れだが。
◆イベントのビデオを観たが、他の部分のクォリティも、いわゆる素人レベル。F4でもタイヤが飛び出した単座席のフォーミュラカーということで、知らない一般人には、F1との違いもわからない。そこにキャンギャル並べて、交通安全を語り、その段階でモーターレーシングのイメージを貶めていた。
◆いずれにしても、こういう民度が、オレもその一人である日本人だと思うと、本当に情けない。