F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

2輪には仮免はない!?

免許.jpg

◆フォーミュラ・ルノー2.0で活躍する笹原右京が教習所に通っている。右の免許証は右京ではない。言わなくても分かるか(^^ゞ 。

◆え、免許持っていなかったの?と驚くムキもあると思うが、免許がなくても、レースが行なわれるサーキットは閉鎖された場所での運転になるので、参加はできる。言ってみれば、教習所内では免許がなくて運転できるのは同じ理屈だ。さらに、レースカテゴリーによっては、16歳から特例でライセンスが発行される。

◆それはさておき、右京は、7月15日に群馬県沼田市の谷川ドライビングスクールで教習をスタートし、その間、ヨーロッパに戻って2レースこなしながら、8月には仮免に合格、晴れて路上に出られることになった。

◆仮免までのことに興味のある方は「学科は眠さとの戦いでした」、笹原右京、仮免合格!!をごらんいただくとして、”仮免”について書いておきたいことがある。

◆免許がなくてレースに出られることよりも、驚くのは、2輪の免許制度だ。2輪には、”仮免”という制度がないのである!! 知らなかった。

◆仮免は、教習所で運転をある程度習得した者に対して与えられる、”助手席に運転経験者を乗せた場合に限って路上を走ってよろしい”という制度である。つまり、”助手席がない”2輪には適用できない。そこでなにが起きるか。

◆免許を取ったら堂々と公道を走れるのだが、教習所で50km/hしか経験のない2輪初心者も、アクセルを開ければ、80km/hだろうが100km/hだろうが、出せる。出せるが、出したときの怖さを体験していないから、酷い例では、デーラーでバイクを受け取って、最初のコーナーでクラッシュしたという話もあるらしい。

◆こうなることは免許を管轄する教習所やその関連機関でも問題視され、何度か議論された。その中で、シミュレーターが何度か検討されたらしい。しかし、その会議に参加した方によれば、こんな流れで廃案になる模様である。

◆「仮免がなくて、いきなり路上はリスクが大きい。最近、シミュレーターが発達して、それなりの”体験”ができるので、スピードを自覚できるようにしたらいかがだろうか」と提案が出される。ほぼ全会一致で、「お〜、それは是非やるべきだ」、ということでしばし盛り上がる。

◆ひとしきり話題がでたところで、誰かが、「ところでその予算は?」、と言った瞬間、会場は一瞬、”シーン”として、「え〜、次の話題に移りましょうか」、ということになるらしい*\(^o^)/*。いや、ここは笑うところはないですねm(_ _)m。

◆話は若干創作を加えてあるが、さもありなん。利権が最優先でがんじがらめ。かくして教習所では、免許の取り方は教えているけれど、正しい運転を教えられない模様である。
記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1最新ニュースデータ

more

F1ポイントランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位ルイス・ハミルトン223ポイント
2位バルテリ・ボッタス184ポイント
3位マックス・フェルスタッペン136ポイント
more
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位メルセデスAMG407ポイント
2位フェラーリ243ポイント
3位レッドブル191ポイント
more

NEXT RACE

ドイツGP
ホッケンハイムリンク

開催日
2019/07/26〜07/28
(日本時間)