これが、トヨタTS030だ
トヨタのルマンカーが公開された。
1月24日、マルセイユから南に100kmほどのポールリカール・サーキットで、今年のルマン24時間を中心とするWEC(世界耐久選手権)に参戦するトヨタのハイブリッドレーシングマシン”TOYOTATS030″が発表された。
公開後の会見で、村田久武ハイブリッドシステム責任者は、「相手もあり、不確定要素の多いレースのことだから、何が起きるか分からない」としながらも、「ハイブリッドはトヨタの財産。生産車との技術ノウハウを交換し合って、動力としては自信をもてるところまできたと思う」と自信を語った。
WECの中心的レースとなるルマン24時間レースは、ここ数年、アウディのディーゼルエンジンが連破しているが、ハイブリッドシステムがどう挑むか注目されている。
当然ながら、外観からは、ハイブリッドであることは分からない。
サイドビューは、直進性を高める空気を清流するリヤフィンがめを引く。
リヤビュー。高速のルマン24時間のサルテ・サーキットを思わせるロングテール。
初公開のコクピット。シートベルトは、F1時代と同じタカタを使う。
ドライビングを担当する、←から中嶋一貴、アレクサンダー・ブルツ、ニコラス・ラピエール。