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	F1で巡りあった世界の空。山口正己ブログ

2020TMSCエコラン報告・その2–見事なビリでもこんなに楽しい

メーターの見方も、アナログ時代とは別世界。そもそも、シフトレバーがなく、最初に乗った時、エンジンのかけ方、というか、スイッチの入れ方から発進の仕方が分かるまで3分ほど必要だった。

その1からつづく)

“燃料を入れてください”というワーニングランプが点いたのは残り50分ほどの時だったが、連絡がうまく取れていず、20分ほどそのままの状態で走ってしまうという事態で残りは30分ほどになった。ワーニング点灯からそれなりに走っているから残り燃料がどれくらあるのかが分からない。

残り時間を計算すると、約15周ほど走ることになる。1周4.3kmだから64.5km。通常、ワーニングが出てから、高速道路のガソリンスタンドまで辿り着くために、50kmは走れるようになっているはずなのは常識として知られているが、いざとなるとその数字が、クルマごとにそのデータがどこまで信用できるか分らない。

エコランでコース上でガス欠は、迷惑だけでなく危険もあるので、リスクを回避するために、ピットインして停車し、残り4分ほどのところで、トップが通過したのを確認してピットアウトしてゆっくり1周することにした。チェッカー優先は、なんだかルマン24時間みたいだが、そんなことに感心している場合じゃない。参加した方々の楽しさに水をさしてしまって恐縮至極。

さらに、チェッカーを受けてからもう1周する必要がある。アクセルを深く踏まずに低速で走れば、それなりの距離をモーターだけで走れるはずだが、残念ながら富士スピードウェイの後半区間はほぼ登りでアクセル一定は無理。

実はホンダとトヨタ、要はインサイトとプリウスは思考的な味付けが違う。高速道路や街中の一般走行では条件によって逆転するが、富士スピードウェイの場合、最終区間の登り区間が、回生を効かせる方向のインサイトは苦手で、そこだけ見るとプリウスに分があるらしい。

結果として、周回数は91周、去年は98周だったので目標に決めていた100周に届かなかったのは残念だが、今回の反省材料として、ワーニングランプが点いたときの燃料残量がどれくらいあるかを把握していれば、ピットでの待機時間を計算できて、目標の100周に届いた可能性があった。

しかし、昔の人はいいことを言っている。「レースにタラレバはない」。

かくて100周達成目標は、来年に持ち越しになった。

(その3につづく)

photo by [STINGER]

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